お久しぶりの投稿です。
時事ネタだけ挙げてくと、終戦記念日に合わせたように
韓国 李大統領の竹島訪問に、連日の過激発言、尖閣と外交が喧し
でも今日は政治ではなく、最近読んだおススメ本のお話です。 …
『OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語』
アフリカの地で「ケニア・ナッツ・カンパニー」を設立し、アフリカ人とともに働き続け、
マカダミアナッツの世界5大カンパニーの一つに育て上げた日本人経営者 佐藤芳之氏の自伝的な話です。ちょっと前にカンブリア宮殿に出ていたのでご存知の方も多いかもしれません。
佐藤さんは南三陸の出身の方。小学校3年で左目を失明し、1960年代(50年前!)に25歳でアフリカに単身渡り、28歳で2度しか会ったことない奥さんと結婚、35歳でマカデミアナッツの企業を立ち上げ、30億円を売り上げるケニアでも有数の大企業に育てました。そして69歳でそのケニア・ナッツ・カンパニーをタダ同然でケニア人へ引き渡し、自身は70歳を超えて尚、微生物を使ってトイレや汚水処理場の悪臭を抑えたり、土壌改善に役立てるビジネスを始めています。
マカダミアナッツの世界5大カンパニーの
佐藤さんは南三陸の出身の方。小学校3年で左目を失明し、196
そのケニア・ナッツ・カンパニーの経営の話がユニークです。
会社は儲ける為でなく、現地の雇用と経済への貢献を最優先すること
、利益は再投資と従業員への還元にしか使わないことなど、
貫してソーシャルビジネスを実施しています。
日食べるものを確保することが最大の問題であり、縁故社会やすぐに嘘をつく
など、アフリカ人特有の文化のなかで、彼らを受け入れ、職を与え、
時には強盗に襲われながら、自然や動物にビジネスを邪魔されながら、
給与を毎月必ず支払い、従来の欧米式ではないナッツ農家を育てて、自立を支援していきます。
ちなみに、その奥さんのエピソードも秀逸!2度しか会っておらず、手も握っていないのに結婚する。新郎抜きの披露宴、ケニアの空港で「佐藤です」「佐藤の家内です」とあいさつを交わす。家に押し入ってきた強盗を追い返す・・・など素晴らしく、パワフルな奥様です。
本のなかでは、ケニアナッツカンパニーの成長エピソードと共に、
「欲望には上限を」―自由と規律はセットである。
「心配は想像力の誤用である」
―まだ起こっていないことを想像し
「実体のある暮らし、実体のある仕事」
「会社(Company)も仲間(Campanion)も、どち
シンプルな言葉でさらっと読みやすい本ですが、
そのスケールが大きく
あと、カンブリア宮殿に出演され
『Better Tomorrow(より良い明日を)』という言葉を話されていた